こんな症状があったら・・・ |
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1 |
歩いているうちに、ふくらはぎや臀部の重苦しさや痛みを感じ、休むと5分程で症状がよくなって再び歩けるようになる。 | ||||||
2 |
夏でも冬でも片方の足だけがなぜか冷える。 | ||||||
3 |
仰向けになっておへそのあたりを触ると、ドクドクと脈打つコブがある。痛みはまったくない。 | ||||||
4 |
風もひいていないのに1ヶ月前から声がかすれて治らない。 | ||||||
5 |
ある日突然、片方の足全体がむくんで腫れてきた。軽い痛みも感じる。 | ||||||
6 |
足の血管が部分的に太く、ヘビのように浮き出ている。立った時によけいに目立つ。 | ||||||
・・・こんな病気が考えられます. |
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1,2 |
閉塞性動脈硬化症 | ||||||
足の動脈に詰まりがあり、歩いた時に血流不足がおこる病気です。動脈硬化が原因です。じっとしていても足の指先に痛みが起こる場合には重症です。さらに悪化すると皮膚のただれや壊疽がおこってくることがあります。 | |||||||
3 |
腹部大動脈瘤 | ||||||
お腹の太い動脈が膨れてコブになる病気です。徐々に大きくなり、ある程度の大きさになると破裂してしまいます。破裂した場合はおなかの激痛がおこり、命にかかわる状態となります。 | |||||||
4 |
胸部大動脈瘤 | ||||||
胸や背中をとおる大動脈が膨れてコブになる病気です。声を出す神経がコブで圧迫されていることがあり、声のかすれはコブが大きくなっていることの表れです。放っておくと破裂することがあります。破裂した場合は救命が難しくなります。 | |||||||
5 |
深部静脈血栓症 | ||||||
足の静脈に血のかたまりができて詰まってしまう病気です。足の血液が心臓に戻れないために足がパンパンに腫れてきます。痛みがない場合もあります。血のかたまりが肺に飛んでいって命にかかわることがあります。 | |||||||
6 |
下肢静脈瘤 | ||||||
足の表面の血管(静脈)が太く腫れて、特に立った時に血液がうっ滞します。女性では多くが妊娠出産後におこり、そのあと徐々に大きくなっていきます。症状は様々で、足のだるさ、痛み、夜中のこむら返り、皮膚のかゆみや変色などがあります。 | |||||||
早めに当科を受診してみて下さい。 |
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1,2 |
閉塞性動脈硬化症 | ||||||
詰まっている場所をエコーやMRI検査などで確認し、軽症な場合にはお薬と運動療法で治療します。重症な場合あるいは患者さんのご希望がある場合、カテーテル治療や外科的バイパス手術を行います。 | |||||||
3,4 |
腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤 | ||||||
コブが小さいうちは高血圧の治療をしっかりとして様子をみます。コブが大きい場合には、手術を行って新しい人工血管に取り替えます。手術をすれば破裂の心配がなくなります。 | |||||||
5 |
深部静脈血栓症 | ||||||
血のかたまりを溶かす薬で治療します。うまく溶ければ足の腫れは良くなります。その後も再発しないようにお薬を長期間飲む必要があります。 | |||||||
6 |
下肢静脈瘤 | ||||||
多く場合手術などの外科治療はせずに医療用ストッキングで経過をみます。足の症状が重い場合は手術によって治すことができます。 | |||||||