HOME診療・研究・調査 > 腎・高血圧・内分泌疾患
〒020-8505 盛岡市内丸19-1

腎・高血圧・内分泌疾患

診療内容

  1. 慢性腎炎、ネフローゼ症候群、急速進行性腎炎、急性腎不全、保存期腎不全などの腎内科疾患の診断と治療
  2. 甲状腺(バセドウ病、橋本病など)、副甲状腺(副甲状腺機能亢進症、低下症など)、下垂体(巨人症、先端巨大症、クッシング病、プロラクチノーマ、尿崩症、下垂体機能低下症など)、副腎(クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎腫瘍など)などの内分泌疾患の診断と治療
  3. 高血圧症の診断と治療、合併症の予防と治療
  4. 2次性高血圧の鑑別と治療

診療体制

 本院中8階病棟を中心に、腎・内分泌・高血圧疾患の診断、治療にあたっています。治療方針は、定期的なスタッフ全員による検討と討論の上決定しています。月曜日には、新入院患者の診断についてのカンファレンスと教授回診があります。水曜日に難治性や稀な症例、退院患者の臨床転帰についてのカンファランスがあり、診療方針の方向性や妥当性についてスタッフ全員で検討しています。
  診療面での特徴としては,腎・内分泌・高血圧領域の専門性を有すると同時に、循環器センターおよび救急センター心血管グループとの連携を密に行い、単独臓器だけではなく総合的に内科学全般から患者さんを診る姿勢が貫かれていることにあります。
 また、診療上示唆的な症例について、積極的に学会報告を行っています。さらに、普段診ている腎・高血圧患者さんの実態、そのリスク因子や将来の心血管病発症との関係を知るというモチ−フで、現在進行中の3つの「疫学・予防医学」コホート研究の下、毎年多数の学会報告や論文発表を行っています。

1.尿蛋白コンサルテーション
 ・紹介パンフレット
 ・申込用紙ダウンロード

2.腎疾患
 単独の腎臓病から全身性疾患を起因とした2次性腎障害まで全ての腎臓病について治療を行います。膠原病や血液疾患などの他科疾患の関与する腎臓病の診療や腎臓病の術前評価目的に他の診療科や県内の関連施設、クリニックからの紹介を受け、診療を行っています。
 腎機能検査、免疫学的検査、腎臓画像診断(超音波、CTなど)をはじめ、腎生検を含めた総合的かつ精密検査を行い、腎疾患の適確な診断と病態把握を行います。 
 外来診療は月曜日〜金曜日の連日行っており、他医療機関から幅広く紹介を受けています。入院診療では、腎炎やネフローゼの診断の下,適応を良く吟味しステロイドを中心とした免疫抑制療法を積極的に行っています。また、保存期腎不全例の教育入院を行っています。さらに、腎疾患を合併したうっ血性心不全などの循環器救急疾患の診療も担っております。

3.高血圧・内分泌疾患
 心血管疾患の危険因子である糖尿病や高脂血症など高血圧以外の危険因子についても総合的に評価します。特に高血圧症や糖尿病などの循環器疾患の原因となる疾病を有する患者さんは、潜在的な内分泌疾患を抱えている場合があり、循環器疾患とともに内分泌疾患の可能性も考えて診療にあたります。下垂体疾患や副腎疾患は外科的治療の対象になることが多く、当院の脳神経外科や外科と連携して治療しています。

週間行事

 
午前
新入院患者
カンファランス
腎生検
腎・内分泌症例
カンファランス
腎生検
入院患者
ミニカンファランス
入院患者
ミニカンファランス
午後
教授総回診
 
腎生検
カンファランス
論文抄読会
学会発表予演会