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運動負荷試験

運動負荷試験でわかること

生体への生理的負荷試験である運動は,安静時に認められない心血管機能の異常を検出し,心機能が適正かどうかを判断するのに有用である。循環器領域で行われる運動負荷試験は,自覚症状の発現,心電図変化や血圧変動を主な観察項目とし,潜在性心疾患の検出や心筋虚血誘発を目的として行われている。最近では心不全患者の予後推定指標としてPeakVO2が最も有力であるとされ,心臓移植の候補者選定にも用いられる様になり,心肺運動負荷試験の重要性が認識されるようになった。

年度別検査件数(岩手医科大学附属循環器医療センター)

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